シリーズ物最新作

危険のP (ハヤカワ・ミステリ文庫)

危険のP (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「アリバイのA」からずっとよんでる女探偵物の最新作。
タイトルにアルファベットが順番に入っていって、今回やっと「P」まできました。
読み始めた頃には(なんと18年前だ)かなり年上だと思っていた主人公が、ほとんど同い年になってしまいましたよ。
そして、この主人公が年をとらないものだから、今だに携帯電話もインターネットも出てこないアナログな捜査なんですが、ま、それなりに面白い。
早く完結してほしい気もするけど。


もういっちょ

休暇はほしくない (ハヤカワ文庫 HM (153-16))

休暇はほしくない (ハヤカワ文庫 HM (153-16))

これも1作目「探偵になりたい」から16年もたっていて今だにシリーズが続いている探偵物。
東京出張の帰りに読む本がなくて買ってからのおつきあいだ。
「冴えない」保険調査員が殺人事件に巻き込まれてしまい、なんとなくそれを解決していく・・・っていうシリーズなんだけど、最近ちょっとマンネリというか、イマイチ楽しく読めなかったんだけど、今回は舞台や登場人物がいつもと違って、タイトル通り「休暇中」の出来事だからか予想外に面白かったので得した気分。
シリーズ物って1回はまってしまうと、なかなかやめられないんだよね。


そして「つれづれノート14」をもう一回読んでしまった。
で、共感した箇所。
「最近テレビでお詫びをする会社のトップが多いけど、「お詫び申し上げます」といって頭を下げてそれでお詫びしたことにしている人と、ちゃんと「申し訳ございませんでした」と言う人がいる」ってとこ。
あたしも思ってたよ!
「お詫び申し上げます」ってだけでは、決してちゃんとお詫びしたワケじゃないじゃんねー。