まだまだ読んでます。

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

ryouyuさん(id:ryouyu)が泣いたと言っていたのを見て、
あたしも泣きたくなり(最近泣くことがない)買いました。
最後には殺されてしまう一人の女性の転落人生小説。
覚悟があるようでないような、フラフラしている松子さん。
男で人生変わっちゃう典型なので、あまり好きなタイプの女性では
ないはずなのに、なんか憎めない。かわいくもある。
そして、最後はやっぱりポロリと泣けたよ。

ニッポニアニッポン (新潮文庫)

ニッポニアニッポン (新潮文庫)

精神がちょっと壊れているストーカーの少年が天然記念物「トキ」に
執着して、今日本に生息(というか管理)しているトキを全て
殺すか解放するかしようとする小説。
どうなんだろう・・・。
あたしはあまり面白くはなかったけど。

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

話は面白いんだけど、誘拐犯が親との連絡手段をあるサイトのBBSに
指定するところが、完璧ではないのでは・・・と思ったけど。
もし警察に通報していたら、そのサイトへのアクセスログを調べるのではなかろうか?
そして、犯人は会社からもアクセスしてるんやから、
その気になれば特定される可能性はあるはず・・・。
という箇所がひっかかってしまったので、
最後まであまり楽しめず。むー。

時生 (講談社文庫)

時生 (講談社文庫)

死ぬ間際の少年が、時空を超えて過去の父親に会いに行く話し。
なんとなくテーマ的には、重松清の「流星ワゴン」を思い出すんだけど、
比べ物にならないくらい、ステキな話だった。
父親の若い頃と、プロポーズしてからの現在の父親とのイメージに
ギャップがありまくりなんだけど、それを差し置いても良い小説だった。

働くおねえさん (幻冬舎文庫)

働くおねえさん (幻冬舎文庫)

なんで買ったんだろう・・・。
職業に関する悩みがある女の人の話をまとめた本だけど、
ちょっとこれ、古いよね・・・
今、こんなことで悩む女性っているんだろうか・・・
と思わすところが多かった。
時代は変わっているのだなあ。