引っこしはつらいよ―yoshimotobanana.com〈7〉 (新潮文庫)

引っこしはつらいよ―yoshimotobanana.com〈7〉 (新潮文庫)

よしもとばなりんがHPで書いている日記をまとめた本。もう7冊目?
ばなりんはすごい難産で息子を産んでいて、出産前にその描写をもう一回読んで
「こーゆうこともありえるワケだよな。うちも高齢だしさ」
と、ある意味覚悟が出来たのを覚えている。
その難産で生まれた息子君も赤ちゃん→チビラ(怪獣)に変身して、とうとう言葉を喋るように!
人の子供の成長ってはやい!


そして、今回の本で共感した部分。
「生き物を育てるというのはめくるめく愛のジェットコースター・・・みたいに思っている人が多いと思うし、私もそう思っていたところが多少はあるけれど、実はそんなことない。十年一日みたいな態度でいるといちばん生き物がよく育つ。」
「『愛してるよ!さあ!安定してね!』っていうのは実際はその逆の結果になると思う」
ってところ。
そうそう。息子がいる毎日が当り前のように過ぎていけばいいな、と思うです。
安定した愛情を同じ状態でそそいであげて。
息子だけが一番!ってワケではなく。
(うまく書けない)

女系家族〈上〉 (新潮文庫)

女系家族〈上〉 (新潮文庫)

女系家族〈下〉 (新潮文庫)

女系家族〈下〉 (新潮文庫)

山崎豊子さんの小説は、登場人物の心の描写が抜群に上手だといつも思う。
そして、この小説も肉親からんだ女同士の遺産相続、こーわーいーよー。
早速、ドラマを今日から見ることに。
ドラマは設定が現在なのね。(そりゃそうか)
そして東京が舞台か・・・
小説では、昔の大阪弁がピリリと効いていて、それがまた怖さを増していたんだけども。